ドライキャットフードの与え方

猫は一日に何回食事を与えればいいのでしょうか?飼っているご家庭ごとに、食事の時間、回数は違っていると思いますが、猫にとって、もっともよい食事の与え方について考えてみました。

成猫なら一日二回、食べきる量を

飼い主の食事時間に合わせて、朝と夜の二回、食べきる量を与えるのが理想的です。食べないときは、さっさと片付けてしまいましょう。残ったからといって、そのまま置きっ放しにしておくと、それが普通のことになってしまい、自分の好きなときに食べるようになってしまいます。

多頭飼いの場合、食べるのが遅い猫は、早い猫に餌を奪われたりします。平等に与えられるように、部屋を分けるなど工夫しましょう。

1日に1回では

1日に1回ですと、空腹時間がかなり長くなってしまいます。食事時間になって、たっぷりの食事が与えられると、猫の体は急いで栄養を吸収し、ため込もうとするので、肥満になる可能性が高くなります。また一度に大量に食べると、消化しきれず吐いたりすることもあります。

猫によっては、1日分として与えられた量を、自分で回数を分けて食べることがあります。そうなるといつも餌が置かれている状態になってしまいますが、飼い主としては1回ですむので楽です。

1日分を1回で与えてもいいように思えますが、どうでしょうか。ドライキャットフードなら、1日置いていても急激に腐敗するようなことはありません。酸化は進みますが、直射日光でも浴びないかぎり、食用に問題とはなりません。

ただ食べるときに垂れた猫の唾液が、残ったドライキャットフードに付着し、そこから雑菌が繁殖する危険性はあります。一日で食べきれず、翌日まで持ち越すとなると、もっと雑菌は増えてかなりよくない状態になります。

子猫、老猫は3回から4回だが成猫にはよくない回数

成長期の子猫、一度に消化しきれない老猫は、3回から4回に分けて与えましょう。多頭飼いで成猫がいる場合、食事のときは部屋を分ける工夫が必要になります。

成猫は食後、尿がアルカリ性になります。食事の回数が少なければ、その間に元に戻りますが、何回も食べていつもアルカリ性の状態でいると、猫に多い尿路結石や膀胱炎になる可能性が高まるのです。

子猫用のドライキャットフードは、高タンパクで栄養豊富ですから、成猫が盗み食いすると栄養過多になり、肥満の原因にもなります。

適正なカロリーをとれるように与える

4キロの成猫でしたら、1日の摂取カロリーは280~320キロカロリーです。ドライキャットフードの成分表を見て、必要な量はどれぐらいか確認しましょう。

ドライキャットフードでもメーカーによって、カロリーは違います。それまであげていたものを変えて、高カロリーのフードにした場合、目分量で与えると肥満に繋がりますから、注意してください。